黒ニキビを潰すとどうなる? | 黒ニキビを潰してしまった時の対処法

鼻の周りや頬にできた黒いプツプツ。ほくろじゃなさそうだけど、これはなんだろう?と思ったことはないでしょうか。

それは、毛穴の皮脂が酸化してできる黒ニキビです。

赤ニキビほどではないにせよ、ぽつぽつとした点はメイクをしていてもかなり気になりますから、できれば取り除いてしまいたいものですよね。

とはいえ、ニキビということは潰して良いものか悩むところではあります。

気になるから潰してしまいたいけど、跡が残ると嫌だし…と思って放置していると、そのうち赤ニキビになってしまう可能性もあるので、潰してよいものであれば潰してしまいましょう。もちろん正しい潰し方をするのが前提です。

黒ニキビの特徴と見分け方

黒ニキビは、白ニキビが元になってできるニキビです。

  1. 詰まった毛穴に皮脂がたまって白ニキビができる。
  2. たまった皮脂がだんだん毛穴を押し開けるようになる。
  3. 開いた毛穴から皮脂が覗き、空気に触れることで酸化して黒くなる。
  4. 角栓のように固くなって毛穴にふたをする形になる。

このようにしてでできた黒ニキビの毛穴の中には皮脂がたまった状態が続きます。

この段階ではまだ炎症などは起こしていないためニキビとしては比較的軽度な状態ですが、たまった皮脂にアクネ菌が増殖すると、赤ニキビになるなど跡が残りやすくなるので注意しましょう。

見分け方としては、毛穴の奥に黒い点が覗いているのが黒ニキビです

鼻の周囲などにもできやすく、黒いポツポツが気になるという人も少なくないのではないでしょうか。

色白の人は特に目立ちやすいため、無理に取ろうとする場合がありますが、そうすると肌を傷つけてしまうこともあるので注意しましょう。

黒ニキビは潰して良い?

黒ニキビは毛穴が詰まっているだけで、炎症を起こしているわけではないので潰してもよいニキビです。

とはいえ、指や爪で無理やり皮脂を押し出すのは肌にとってもよくありません。指や爪の雑菌が入りやすくなるばかりか、肌そのものを傷つけてしまう可能性もあるからです。

そうすると、肌が炎症を起こして赤ニキビなどになってしまう可能性もあるので、肌には負担をかけないように潰すことが前提になります。

  • 白ニキビや黄ニキビを潰すときに使う面皰圧子(棒の先端に針金の輪が付いた器具で、この輪でニキビの周囲の皮膚を押さえることで、ニキビの奥に詰まった皮脂や芯が簡単に出てくる)という器具を使う。
  • 使う前にはきれいに洗って、できれば潰す前のニキビを消毒するさいに、一緒に器具も消毒しておく。
  • 酸化した皮脂が固くなって簡単に取れないこともあるので、入浴後に行ったり、ぬるま湯で洗顔してから潰す。それでも角栓が柔らかくならないという人は、蒸しタオルをしばらく当てておく。

 

いずれにしても面皰圧子で何度か押しても取れないという場合は無理に取ることは諦めましょう。

普段から、毛穴の奥の皮脂まで洗い流せるような洗顔料やクレンジングを使っていれば、それだけで角栓が取れていくこともあります。

 

黒ニキビを潰した後のケア

黒ニキビの場合も、潰した後は黒くなった皮脂だけでなく、たまっていた皮脂も出るため皮脂が開いた状態になりがちです。

そうなると、そこから雑菌が入って炎症を起こしやすくなるため、早めにケアすることが大切です。

まずは消毒剤で雑菌が入らないようにして、その後は継続的に保湿をしていきましょう

毛穴が開いていると、またニキビができやすくなりますし、保湿をすることで肌にハリがでれば徐々に毛穴も目立たなくなります。

肌の乾燥は、角質に割れ目を作りニキビの原因になるので、常に保湿を行うことは肌の健康にとって非常に重要です。

白ニキビや黒ニキビをきれいに潰しても、ニキビはあちこちの毛穴にできますし、継続したケアは必要です。

それだけではなく、食生活に気を付けて油物を控えた野菜中心の食事にしたり、夜更かしをやめて睡眠を十分に取るなど、生活習慣を見直すこともニキビケアには必要です。

特に睡眠不足は、ニキビが炎症を起こしやすくなったり、赤ニキビがひどくなることもあるので、十分な睡眠を心がけましょう。

 

まとめ

黒ニキビは、それ自体がポツポツとして目立ちやすいだけでなく、悪化すると赤ニキビになって跡が残りやすくなるため、早めに対処しておきたいニキビです。

きちんとケアすれば簡単に潰すことができますし、正しい方法で潰せば悪化の心配もほとんどありませんので、丁寧に処置するように心がけましょう。


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