口元ニキビをどうしても潰したくなった時 | 口元ニキビを針で潰すときの注意点や方法など

口元ニキビが気になってどうしても潰したくなる時ありますよね。。今回は口元ニキビを針で潰す時の正しい方法などについて纏めました。
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口元ニキビをどうしても潰したくなった時 | 口元ニキビを針で潰すときの注意点や方法など

 

早く口元ニキビを治す為には潰してしまった方が良いとされています。

 

しかしながら潰してはいけないタイミングもあります。

 

下手に潰してしまうと却って症状が悪化してしまう恐れがありますし、時には口元ニキビ跡になってしまってシミのようにずっと残ってしまう恐れもあるのです。

 

ではどのように潰せば安全なのか、ここで確認をしてみましょう。

 

口周り

口元ニキビの段階について

 

まず始めに口元ニキビには段階があることを知っておくことが大切です。

 

段階は色で判断することができるのですが、最初の段階は白色であり、これは皮脂が硬くなってしまった角質などが原因で毛穴から出られなくなっている状態です。

 

見た目の状態としては皮膚が盛り上がっています。

 

 

次に黒色になっていきますが、これは皮脂が酸化したことによって黒ずみになっている状態です。

 

続いて赤色に腫れた状態になりますが、この段階はアクネ菌が異常繁殖し、それによって炎症が起こっている状態です。

 

触れると痛みを感じることがあったり、見た目にも目立ち易くなっています。正にピークの状態であり、この時に下手に潰したりすると痕になって残ったりしますので注意が必要と言えるでしょう。

 

 

最後に黄色の状態になるのですが、この段階は白血球がアクネ菌を退治し、そして毛穴の中に残骸の膿が溜まった最終段階となるのです。

 

そしてこの黄色の状態になった時こそが潰しても良いタイミングであり、安全に治すことができると言われているのです。

 

ただし、痛みがあったりする場合は無理に潰さずに医療機関に相談をするなりすることが大切です。

 

 

口元ニキビを潰す方法

 

では潰す場合はどのようなやり方が良いのかと言えば、安全に潰す為には針を用いるのが良いでしょう。

 

なお、潰すという言い方ですと無理矢理に出すようなイメージを受けるかもしれませんが、厳密には出口を作ってそこから押し出すようにすることになります。

 

その為には針を用いる方法が安全ですし、肌への負担も最小限に留められます。

 

 

コメドプッシャーなるグッズを利用するのも一つの手です。

 

これは口元ニキビの周辺を圧迫し、それによって膿を出すというものですが、皮膚科などでも用いられることがあります。

 

ただし、使い方を誤ってしまうとシミになってしまうこともありますので注意しなければいけません。

 

 

なお潰す際に避けた方が良いと言えるのが爪で押すやり方です。

 

このやり方で無理に押し出そうとするケースも多いようですが、爪で皮膚を圧迫すると皮膚を傷めてしまう恐れがあります。

 

場合によっては爪痕が残ることもありますので避けた方が無難と言えるでしょう。

 

 

口元ニキビを針で潰す方法

 

針を用いて膿を出す際のやり方ですが、最初によく消毒を行います。

 

雑菌が付着していると炎症の原因にもなりますのでアルコール消毒するなどしてから実践した方が安心です。

 

火あぶりにするのも良いのですが、その際はススを消毒液をしみ込ませたガーゼで拭き取っておきます。

 

刺す時のポイントとしては、表面に出口を作る感覚で小さな穴を開けます。

 

奥まで無理に刺す必要はありませんので、少し穴が空いた感覚があればそれで完了です。

 

小さな穴を作ったら中の膿を押し出しますが、その際には指の腹を使って優しく押し出すようにしましょう。

 

前述したように爪で圧迫をすると痕になる恐れがありますので要注意です。

 

上手くいけば指で押すと中から膿が出てきますが、もし出てこない場合は再度穴を開けて同じように繰り返します。

 

 

なお、膿は最後まで出し切ろうとする必要はありません。

 

中に少し残ってしまうこともありますが、それは放っておけば自然に分解されます。

 

無理に出そうとすると毛穴を傷めますし、治りを遅くする原因にもなりますので要注意です。

 

 

自然に治るのならそもそも放置しておいても良いように思われるかもしれませんが、膿を放置しておくのはあまり良くありません。

 

膿の出口がない状態ですと分解作用を超えて膿が溜まってしまうことがありますし、他の毛穴と合体してより大きなトラブルになってしまうこともあるのです。

 

膿は毛穴に於いて余計な物質でもありますから、できるだけ早めに排除してしまった方が良いとされているのです。

 

無事に潰すことができた後の仕上げですが、エタノールで消毒をして患部に抗生物質を塗って完了となります。

 

後は自力で治癒され、数日もすれば綺麗に消えていくはずです。

 

 

以上のように口元ニキビは潰してしまうことで治りを早くすることができます。

 

ただしタイミングを誤ってしまうと痕になりますので、よく状態を見極めた上で実践するようにしましょう。

 

潰してはいけないタイミングで無理に潰してしまうと炎症が酷くなり、場合によっては痕になって残り続けてしまうことがあります。

 

安全に潰して良いのは黄色になっている時ですから、その他のタイミングの場合は基本的なケアだけをしっかりと行い、潰せるようになるまで放置しておいた方が安心と言えます。

 

ただし、潰して対処をするのは少なからず肌への負担になってしまいます。最も大事なのは口元ニキビを作らないようにすることですので、日頃のケアをきちんと行うことが大事です。

 

予防こそが最大の防御でもありますから生活習慣やケア方法を見直すなどして根本から予防を行うようにしましょう。

 

口周り

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