口元ニキビが炎症を起して痛い時の対処法 | 口元ニキビ炎症
私たちは常に顔を晒して生きています。
誰か人と会った時、真っ先に目が行くのも当然顔です。
口元ニキビができてしまい、気が滅入るという瞬間はほとんどの人が経験する辛い出来事です。
当然、それが大きなニキビになればなるほど、憂鬱度は上がっていきます。
人前に出たくないと思ってしまう人も多いです。
ただでさえ痛みや痒みでイライラするのに、見た目の印象まで著しく低下させるこの大きい口元ニキビへの対処法、できるだけ早く、綺麗に治す方法を以下挙げていきます。
口元ニキビが出来る原因
そもそも口元ニキビはなぜできるのでしょうか?
その原因は一つではありません。
カビの一種が皮膚の毛穴に悪さをして炎症を起こさせたり、ダニが刺して炎症になることもあれば、皮脂の分泌に皮膚の代謝が追いつかず、毛穴に詰まって炎症を起こすことが原因になることも多いです。
女性の場合はお化粧をすることで肌がダメージを受け、原因になることもあります。
肌に直接触るパフなどは、清潔に保つことが肝要です。
生活習慣も大事です。
睡眠不足や栄養バランスの偏りで生活習慣が乱れると、肌にトラブルが出やすくなります。
肌の表面は毎日生まれ変わっているのですが、その周期が遅れたりするとセルフケアが追いつかず、できものができてしまうことも多いです。
口元ニキビができると、当然気になってしまいます。
小さいものでも本人にとっては一大事で、過剰に反応してしまうものです。
ついつい手を伸ばし触ってしまいがちですが、いたずらに触って刺激することは厳禁です。
手にも顔にも、たくさんの雑菌が付着しています。特に手はあらゆることに使うため、雑菌の巣窟です。
悪い菌が大量に付いた状態で化膿したり傷ついている肌に触るとどんなことが起きるか想像がつくと思います。
口元にできた悪者に、成長するためのエサを与えているようなものです。
ますます大きく、酷くなっていきますので、絶対に触るのは止めましょう。
口元ニキビを潰すと治る?
口元ニキビは潰すと早く治ると信じている人がいます。これも危険です。
潰すと中の膿や血液が出てくるので、いかにも悪いものがなくなって良くなると思ってしまう心理は分からなくはないですが、止めておきましょう。
自分の指で潰すことは、雑菌だらけの手で原因菌であるアクネ菌を飛び散らせることです。
手や顔に付いた雑菌が潰れた傷口から入り込むことを想像してください。
ますます悪化する可能性大です。
また、膿を出すのはある種快感で、大きいものになるほどその気持ちは増します。
しかし、素人が潰しても全ての膿を出し切れるとは限りません。
ほとんどの場合、膿が残ってしまいます。
針で刺して抜くにしても針そのものから雑菌が入ることもあります。
また皮膚を圧迫してぎゅーっと絞り出すのはさらに危険です。皮膚の毛細血管が圧迫されて切れることもあります。
それでも中の膿を出し切るのは難しく、傷つけた上で膿が残り、雑菌も入りやすい状態にしてしまうことになります。
治りが遅くなるどころか、最悪傷痕になって残ってしまいます。
皮膚の表面は代謝を繰り返すことで生まれ変わっていますが、皮膚の奥の方は治癒が難しく、痕になって残ってしまうことが多いのです。
さらに、潰してしまった部分の皮膚は硬くなり、代謝がしにくくなります。毛穴は詰まりやすくなり、代謝がさらにうまく機能しないようになるという悪循環です。
口元ニキビの正しい治し方
では、どのような治し方が良いでしょう?
まず、刺激をしないことが最重要です。
気になるのはわかりますが何気なく触っても悪い菌が付着することを知ってください。
大きいニキビになればなるほど気になりますが、我慢です。
あとは体調管理です。
栄養バランスの摂れた食事を心がけ、脂分は極力避けてください。
また、成長ホルモンを分泌させ代謝を促すために、分泌のゴールデンタイムと言われる22時から午前2時までは睡眠に充てるように早寝をするべきです。
腸内に便が長く留まるのも良くありません。
自然なお通じで老廃物を体外に出せるように食物繊維を豊富に摂取するなどのアプローチも効果的です。
肌を清潔に保つため、洗顔にも気を遣ってください。
無駄な刺激を避けるため、洗顔料はマイルドなものを選び、完全に泡立ててから優しく洗顔してください。
ゴシゴシ力を入れ過ぎたり、洗顔後にタオルで擦るように拭くのもNGです。
代謝を促すサプリメントを摂取することもお勧めです。
口元ニキビそのものにも良いですし、良いものを摂っているという意識はポジティブな気持ちになる手助けをしてくれます。
暗く沈んでいては治るものも治りません。
精神衛生上も効果があることを知りましょう。
大きくなり過ぎた口元ニキビ
大きくなり過ぎた口元ニキビは、対処そのものが難しくなります。
薬を塗るときはきちんと薬局に行って薬剤師に相談してからにすること、できればお医者さんに診てもらうのがベストです。
診療を受ける理由としては弱いと感じる方が多いのが現状ですが、顔にキズが残るかどうかの分岐点なので、やはり大事です。
プロに任せるのが一番安心できます。上述したように日常で気をつけられる部分は気をつけて、1日でも早く治るように努力してください。
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