口元ニキビに効く市販の塗り薬と皮膚科の処方箋
女性を悩ます肌トラブルの一つとして、ニキビが挙げられます。
中でも口の周りに出来る口元ニキビは、目立つし一度にたくさんできるし、
早く治してしまいたいニキビの筆頭とも言えます。
特に女性の場合、生理前などホルモンバランスの変化ですぐに口元ニキビが出来てしまいます。
毛穴の小さい口周りにはニキビが出来やすく、一度できるとなかなか治りませんよね。
ストレスや睡眠不足を解消したり、食生活を野菜生活のバランスの良いものに変えるだけでも改善してはいきますが、
自然に治るのを待っていられない女性も多いでしょう。そんな時は塗り薬などに頼ることもおすすめです。
最近では、口元ニキビ治療に特化した市販薬も数多く販売されています。
塗り薬は非常に効果が高く、すぐに口元ニキビを治してしまいたい場合に非常に役立ちますが、
市販のものと医師の処方箋によって出されるもののどちらが良いのでしょうか。
それぞれに長所短所があるので、自分に合ったスタイルのものを選ぶと良いでしょう。
口元ニキビに市販薬をおススメする場合
忙しくて病院に行く時間の無い人は、やはり近所のドラッグストアなどで手軽に買える市販薬がおすすめです。
わざわざ病院に何時間も時間を割かなくても、ちょっとドラッグストアに行けば比較的安い価格ですぐに購入できます。
ただ、手ごろで誰でも購入できる分、あまり効果の強いものは取り揃えていません。
一般的に売られているものは、症状の軽い人や病院へ行くまで一時的に症状を抑えたい人向けに作られているものがほとんどで、
症状の重い口元ニキビや根本から治療しなければならない口元ニキビにはあまり効果が出ないこともあります。
また、長期間使用すると副作用が出るものもあるので、そのあたりの判断が素人では難しいでしょう。
一定期間使用してもあまり良くならない場合は、むやみに使い続けるのではなく、
早めに皮膚科へ行って医師に診てもらった方が良いでしょう。
一度病院へ行って正しい診断と処方箋を出してもらったほうが、結果的に薬にかかる費用も安く済むことが多いです。
口元ニキビに皮膚科をおススメする場合
一方、皮膚科などの病院で医者の処方箋で出してもらう塗り薬もあります。
この場合、休日や時間をつぶして病院を受診する手間はかかりますが、
専門知識のある医師に症状を正しく診断してもらい、自分にぴったりの薬を処方してもらえます。
医師の判断のもとで、一般に売られているものよりも効果の高い薬を出してもらうこともでき、
症状を抑えるだけでなく殺菌なども行って、根本からしっかりと治療することが可能です。
場合によっては、塗り薬だけでなく内服薬や生活習慣の改善など、様々な面から治療のアドバイスをしてもらえるでしょう。
ただ、処方箋による薬は、効果が高い分副作用が高く出る場合もあり得ます。
肌が弱い人などは、口元ニキビとは別の炎症や湿疹が出来てしまったり、
逆にかゆみが酷くなったりすることもあります。
そういった場合は使用を中止し、すぐに医師に相談するようにしましょう。
また、強い薬が多いので自分の判断で塗布する量を増やしたり、使用を止めたりしてはいけません。
必ず担当の医師の指導に従って使うようにしましょう。
このように、口元ニキビの塗り薬には市販薬と処方薬それぞれにメリットとデメリットがあります。
どちらも使い方によっては症状を酷くしたり、別のトラブルを引き起こしてしまうこともあります。
大切なのは使用方法をよく守り、正しい使い方をするということです。
これさえ守れば、悩みの種となっている口元ニキビを早く良くすることができるでしょう。
睡眠不足を解消するなどの生活習慣の改善と合わせて塗り薬を利用すれば、
早く治療できるだけでなく、今後口元ニキビが出来にくい身体作りをすることも可能です。
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